体を動かした後は必ず「ストレッチ」 ストレッチの驚くべき効果

woman stretching

スポーツやトレーニング等、運動効果を高めて怪我を避けるためには、
運動を終えた後、しっかり整理運動をしなくてはなりません。

特に筋肉を多く使ったらり、激しい運動をした場合は、
十分なストレッチを通じて体を解す必要があります。

プロの専門家たちは、準備運動で体を温め整理運動でクールダウンするためのストレッチをとっても重要視します。

今回は特に整理運動が重要な理由についてまとめました。

スポーツをすると、体の特定部位(筋肉や関節)を繰り返し使うようになります。
この時、筋肉は収縮する部位と弛緩する部位に分けられます。

腕のトレーニングのためにダンベルを持ちますと、二頭筋は収縮するが、三頭筋は弛緩するような方式です。

この状態で筋肉をほぐさずにトレーニングを終えてしまうと
筋肉が非対称的な状態で保つことになります。

ストレッチなしで筋肉が元の形に戻ると体の疲労と痛みがひどくなります。

筋肉が収縮した状態に保たれながら乳酸が蓄積することも筋肉に疲労がたまる原因となります。

「きれいな筋肉」を作るためにもストレッチは必須です。

トレーニングした後、ストレッチをすると筋肉機能が向上し、新たな筋肉が定着しやすくなります。

脂肪を燃やす有酸素運動をした後にも、足の筋肉が堅くなったり、痛みが生じないようにストレッチで仕上げることが良いです。

トレーニングの後に整理運動をするときは、「静止性ストレッチ」をするのが良いです。

収縮した筋肉を解放するためのもので、筋肉の形がきれいに育つためには、筋肉が収縮した方向と反対方向に十分に伸ばさなければならないです。

部位別に正しい姿勢をとった後、筋肉が引っ張られる感じがするまで少なくとも10〜15秒維持し、3回ずつ繰り返した方がよいです。

正確な姿勢や方法がわからない場合は、フォームローラーを利用すると役立ちます。

筋肉をほぐしたい部位にフォームローラーを当て、横になったり座った後、上下・左右で10分程度こすれば良いです。

時間は運動強度と筋肉の硬さに応じて調整すればよいでしょう。

トレーニング後、フォームローラーを利用してマッサージすると、筋肉に積もった乳酸などの疲労物質を除去し、酸素供給、筋肉痛の緩和に役立ります。

長期的には、筋肉の緊張緩和、柔軟性の向上、関節の可動範囲の拡大、円滑な血液循環などの効果も期待できます。