朝、イチゴとヨーグルトを食べると血液と骨に変化が?

イチゴと栄養的に組み合わせが良い食品の一つは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品です。
牛乳が嫌いでもヨーグルトを食べることで、牛乳の大部分のたんぱく質やカルシウムを摂取することができます。
忙しい朝でも前日に洗ったイチゴをヨーグルトと一緒に食べることで、体が吸収できる栄養をたくさん取ることができるし、手軽に食べることができます。
では、体内でどのような変化が起こるのでしょうか?

カルシウムや鉄が吸収され、健康な骨や血液

イチゴとヨーグルトは、朝食前でも胃粘膜に悪影響を与えません。
起床直後に水を飲むことで胃酸を取り除き、前日に冷蔵庫で洗っておいたキャベツとイチゴを食べましょう。
ヨーグルトを食べると、食感が改善されます。イチゴの酸味が和らぎ、たんぱく質や脂肪が補充され、栄養バランスが取れます。
イチゴの有機酸やビタミンCは、ヨーグルトのカルシウムや鉄の吸収を助ける役割を果たし、相乗効果を生み出します。
骨に良いカルシウムと、血液の健康に良い鉄が体内に吸収され、健康効果を高めます。

コレステロール抑制、血管保護し脳卒中などの血管疾患予防

乳酸菌で発酵されたヨーグルトは、乳酸を作り出し、小腸でのコレステロールの吸収を抑制します。
血液中のコレステロールを正常範囲に保つのに役立ちます。
血液中にコレステロールが蓄積されなければ、血管疾患を予防する効果があります。イチゴに含まれるペクチン成分は、血液中のコレステロールを下げる効果があり、アントシアニン成分は血管を保護し、炎症を防ぐ効果があります。
ヨーグルトと一緒に定期的に食べることで、脳卒中(脳梗塞-脳出血)などの血管疾患予防に役立ちます。

肌の老化を遅らせアンチエージング効果も

近年、昼間の強い日差しには注意が必要です。
イチゴに含まれるエラグ酸は、紫外線による肌のコラーゲン破壊や炎症を抑制します。
ヨーグルトは、乳酸菌が作り出す乳酸の作用により、肌の老化を遅らせ、弾力を維持する効果があります。
腸内で酸度を上げることで、有害な細菌から排出される毒素による肌トラブルを抑制する機能も持っています。

イチゴの糖分には注意

イチゴにはビタミンCやカリウム、鉄分が豊富に含まれています。わずか6〜7粒で、1日に必要なビタミン量を満たすことができます。
カロリーも低く、空腹時に食べることで空腹感を和らげてダイエットにも効果的ですが、糖分が多いので注意が必要です。
1日に10個以下が適量です。ヨーグルトを空腹時に食べると、胃酸の影響で乳酸菌が縮小するため、食前に水を飲んで胃を洗い流すと良いです。
キャベツの上に美味しいものを乗せて食べるとより良いです。ブルーベリーやナッツを加えることで抗酸化力も高められます。